宇治の観光を車なしで楽しむおすすめモデルコースを半日と1日で紹介
「宇治観光はどこから回れば良いの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
京都市内ほど混雑せず、落ち着いた風情が魅力の宇治は、世界遺産とお茶文化を一度に楽しめる理想の観光地です。しかし、見どころが多く、効率よく巡るルートが分からないと迷ってしまうこともあります。
本記事では、初めて訪れる方にも分かりやすい宇治の観光モデルコースを、半日・1日プランに分けて紹介します。
※本記事の内容は2025年10月27日時点の情報に基づいています。現在の最新情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
旅先納税でかしこく旅をしよう
旅先納税とは
旅先納税はふるさと納税の制度を活用し、旅行や出張で訪れる予定または滞在中の地域に寄付を行い、返礼品として1円単位で使える電子ギフトを受け取れる新しい仕組みです。
寄付をスマートフォンから観光中でも行える上、受け取った電子ギフトをその場ですぐに利用できる点が大きな魅力です。返礼品の電子ギフトは地域内の飲食店や宿泊施設などで使えるため、旅にかかる実質の費用を抑えながら、旅をより満喫できます。
2025年10月時点で、全国93の自治体が旅先納税を導入しており、現在も増加中です。地域経済への貢献と併せて、より充実した旅の体験ができる新たなスタイルとして注目を集めています。
宇治市では、返礼品として「宇治市おでかけ商品券」を導入しており、宇治市内の飲食店や宿泊施設、観光体験などで利用可能です。
ふるさと納税とは
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付することで、所得税や住民税の控除が受けられる国の制度です。加えて、寄付をした際に、地域の特産品や体験サービスなどの返礼品を受け取れます。
自己負担額は2,000円のみで、それを超える寄付分は年収や家族構成に応じて控除の対象になります。ただし、控除の上限を超えた分は全額自己負担となるため、事前にシミュレーションで確認しておくことが重要です。
条件を満たして活用すれば、自分が選んだ地域を応援しながら、実質2,000円で地域の魅力あふれる返礼品を受け取れる制度です。
宇治の基本情報
まず、宇治の基本情報を紹介します。
宇治ってどんな街?
京都の南に位置する宇治は、豊かな自然と長い歴史が調和した穏やかな街です。市の中央を流れる宇治川は、古くから人々の暮らしや文化を支えてきました。世界遺産に登録された「平等院」と「宇治上神社」は、どちらも日本の歴史を象徴する名所として多くの人が訪れます。
また、『源氏物語』の終章「宇治十帖」にも描かれた地として知られ、文学や芸術の面でも深い魅力を持っています。禅宗・黄檗宗の大本山である「萬福寺」や、あじさいの名所として知られる「三室戸寺」など、時代を超えて受け継がれてきた文化遺産が数多くある点も魅力です。
さらに、宇治は日本茶の名産地としても有名で、伝統的な茶室では職人の手によるお点前とともに本格的な宇治茶を味わえます。このように、宇治は歴史と文化、そしてお茶の香りに包まれた魅力あふれる観光地です。
観光のベストシーズンと混雑を避けるコツ
宇治を訪れるなら、春・初夏・秋がおすすめです。
春は宇治川沿いに咲き誇る桜が街を彩り、平等院や宇治上神社を包み込むように咲く花々が見事な景観を生み出します。3月下旬から4月上旬には観光船も運航され、船上から眺める桜並木は格別の美しさです。5~6月の初夏は新茶の季節で、茶畑が鮮やかな緑に染まり、街全体がさわやかな香りに包まれます。秋になると、興聖寺の琴坂や宇治川沿いが紅葉で輝き、穏やかな風景を楽しめます。
また、宇治は京都市内ほど観光客が多くなく、ゆったりと散策できる点も魅力です。混雑を避けたい場合は、午前中の早い時間や夕方に訪れると静かな雰囲気を味わえます。特に朝の柔らかな光の中では、写真撮影もしやすく、建物や自然の美しさを一層引き立ててくれるでしょう。
宇治へのアクセス方法
宇治観光の拠点となる駅は「JR宇治駅」と「京阪宇治駅」です。どちらも平等院や宇治上神社などの観光地へ歩いて行ける距離にあります。
JRを利用する場合は、京都駅からJR奈良線の快速電車でおよそ16分で到着します。途中の稲荷駅からも普通電車で約17分とアクセスが良く、伏見稲荷大社と併せて巡る観光ルートとしても人気です。
大阪方面から訪れる際は、京阪電車の京橋駅から中書島駅で宇治線に乗り換え、約50分ほどで京阪宇治駅に到着します。京都市内の三条駅や祇園四条駅、東山五条駅から出発する場合も、中書島で乗り換えれば30分前後でアクセスできます。
どの路線も乗り継ぎが分かりやすく、日帰り観光にも十分適した距離です。
半日で巡る宇治の定番モデルコース
京都市内から電車で20~30分とアクセスが良い宇治は、日帰り旅に最適な街です。半日あれば主要スポットを巡りながら、抹茶スイーツや川沿いの散策も楽しめます。初めて訪れる方でも気軽に宇治の魅力を満喫できる定番コースを紹介します。
宇治駅|旅の始まりは“お茶の香り”漂う駅から
宇治観光は、JR宇治駅からスタートしましょう。お茶の香ばしい香りがふんわりと漂い、到着した瞬間から宇治らしさを感じられます。
宇治駅のすぐそばには、茶つぼ型のポストが目印の「JR宇治駅前観光案内所」があり、観光客や地元の人々に向けた情報提供を行っています。
開放的な案内コーナーにはパンフレットや地図がそろい、最新の観光情報をゆっくり確認できます。
宇治市源氏物語ミュージアム|平安ロマンの世界に浸る
宇治駅からスタートしたら、まず平安のみやびな世界へ誘う「宇治市源氏物語ミュージアム」へ向かいましょう。JR宇治駅から徒歩約15分、京阪宇治駅からは徒歩約8分で到着します。
平成10年に開館した宇治市源氏物語ミュージアムは、「源氏物語」を専門に扱う日本で唯一の博物館です。館内では、光源氏や宇治十帖の物語を模型や映像で紹介しており、平安時代の暮らしや文化を五感で感じられる工夫がされています。
展示室はテーマごとに分かれ、衣装や調度品を通して当時の優雅な世界に触れられます。また、約3,000冊の蔵書を備えた閲覧スペースでは、物語を実際に読みながらゆったりと過ごせる点も魅力です。さらに、文学講座や特別展示も定期的に開催され、作品の奥深さをより深く学べます。
| 住所 | 京都府宇治市宇治東内45-26 |
|---|---|
| アクセス方法 | 京阪/宇治線(京阪本線からは中書島乗換)宇治駅下車 徒歩約8分 JR/奈良線(京都駅~奈良駅)宇治駅下車 徒歩約15分 近鉄/京都線近鉄大久保駅からバス約15分 バス停京阪宇治下車 徒歩約8分 |
| 公式ホームページ | https://www.city.uji.kyoto.jp/site/genji/ |
| 電話番号 | 0774-39-9300 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 ※入館は16:30まで |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始 |
| 料金 | 大人:600円(480円) 小人:300円(240円) ※( )内は20名以上の団体料金 |
宇治上神社|日本最古の神社建築に心静める

源氏物語ミュージアムの次は、「さわらびの道」を通って「宇治上神社」へ向かいましょう。徒歩約3分と距離は短く、平たんな道を進むうちに、徐々に街の騒がしさが遠ざかり、木々のざわめきと鳥の声に包まれた静けさが広がります。緑のトンネルを抜けると、ひっそりとたたずむ世界遺産・宇治上神社が姿を現します。
宇治上神社は、平等院の鎮守社として建立されたと伝わり、応神天皇の皇子・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)をはじめ、応神天皇と仁徳天皇を祭っています。皇位継承を巡る物語が残ることから、誠実さや献身を象徴する神としても知られています。境内には、鎌倉時代の拝殿(国宝)と、平安時代後期に建てられた本殿(国宝)が並び、特に本殿は現存する日本最古の神社建築とされています。素木造りの質朴なたたずまいは、千年以上の時を超えて人々の信仰を受け継いできた証です。
また、境内の片隅には、宇治七名水のうち唯一現存する「桐原水」が今も湧き出ています。手を清めながら、澄んだ水音に耳を澄ませば、心まで洗われるような静けさに包まれるでしょう。
| 住所 | 京都府宇治市宇治山田59 |
|---|---|
| アクセス方法 | 京阪宇治駅から徒歩10分、JR宇治駅から徒歩20分 |
| 公式ホームページ | https://www.ujikamijinja.jp/ |
| 電話番号 | 0774-21-4634 |
| 参拝時間 | 9:00~16:10 |
| 定休日 | なし |
平等院・鳳凰堂|10円玉の舞台、極楽浄土の美を感じて
宇治上神社の静かな森を後にしたら、さわらびの道を南へ歩き、宇治川に架かる朝霧橋を渡って「平等院」へ向かいましょう。ゆっくり歩いても15分ほどで到着します。
平等院は、平安貴族・藤原道長が手に入れた別邸を、息子の頼通が永承7年(1052年)に寺院として改めたことが始まりとされています。ちょうどこの年は「末法の初年」と呼ばれ、人々が極楽往生を願った時代でした。翌年には阿弥陀堂(鳳凰堂)が完成し、堂内には仏師・定朝による阿弥陀如来坐像が安置されました。優美な姿は、平安時代の信仰と美意識の粋を今に伝えています。
鳳凰堂(国宝)をはじめ、木造雲中供養菩薩像や釣り鐘など、数多くの文化財が現存し、約千年の時を超えて極楽浄土の世界を表現しています。
| 住所 | 京都府宇治市宇治蓮華116 |
|---|---|
| アクセス方法 | JR奈良線「宇治」駅下車、徒歩10分 京阪電鉄宇治線「宇治」駅下車、徒歩10分 |
| 公式ホームページ | https://www.byodoin.or.jp/ |
| 電話番号 | 0774-21-2861 |
| 営業時間 | 〇庭園 拝観・受付時間(開門/閉門時間) 8:45~17:30(受付終了17:15) 〇鳳凰堂内部拝観 拝観・受付時間 9:30~16:10(受付開始 9:10~、各回50名定員・先着順により無くなり次第終了) 見学所要時間は、庭園+鳳翔館で約50分 〇集印所 受付時間 9:10~17:00(受付終了 16:45) 〇ミュージアム鳳翔館 9:00~17:00(受付終了16:45) |
| 定休日 | なし |
| 料金 | 庭園+ミュージアム鳳翔館 大人:700円(600円) 中高生:400円(300円) 小学生:300円(200円) ※( )内は25名以上の団体料金 鳳凰堂内部拝観 300円 |
平等院表参道|抹茶グルメと京土産を楽しむ街歩き

平等院の参拝を終えたら、表門から真っすぐ伸びる「平等院表参道」で抹茶グルメと京土産を楽しみましょう。
かつて茶商たちが往来したこの通りは、古くから宇治茶の香りが漂う「お茶のまち」の玄関口として親しまれてきました。環境省が選ぶ「かおり風景100選」にも認定されています。
まずおすすめしたいお店が「平等院表参道 竹林」です。宇治川を望む好立地にあり、春は桜、秋は紅葉を眺めながら京料理を堪能できます。伝統を重んじながらも、現代的な感性を取り入れた料理が魅力です。
もう一軒、地元の人々に親しまれているお店が「京うどん三よしや」です。創業から半世紀以上、変わらない出汁の香りと優しい味で多くの人に愛されてきました。京揚げのきつねうどんやカレーうどんが定番ですが、酸辣湯うどんなど創作メニューも楽しめます。
そして、おみやげに立ち寄りたいお店が老舗和菓子店「能登掾 稲房安兼」です。享保2年(1717年)創業の歴史を持ち、江戸時代から続く独自の製法で上品な宇治菓子を作り続けています。お茶との相性も抜群で、旅の思い出や贈り物にもぴったりです。
これらのお店は全て宇治市の旅先納税加盟店です。ふるさと納税の返礼品として、寄付額の30%相当の電子ギフト「宇治市おでかけ商品券」をお支払時にご利用いただけます。会計時に二次元コードを読み取り、お支払いが可能です。
| 住所 | 京都府宇治市宇治蓮華 |
|---|---|
| アクセス方法 | 京阪宇治線「宇治」駅下車、徒歩5分 JR奈良線「宇治」駅下車、徒歩10分 |
| 公式ホームページ | https://b-omotesando.com/ |
| 電話番号 | 店舗によって異なる |
| 営業時間 | 店舗によって異なる |
| 定休日 | 店舗によって異なる |
宇治橋通商店街|地元の味とかわいい雑貨を探そう
平等院表参道を散策した後、JR宇治駅方面へと向かうと、駅前には昔ながらの温かみを感じる「宇治橋通商店街」があります。地元の人々が集う温かみのある雰囲気が魅力で、観光客にとっても街歩きが楽しいエリアです。飲食店やカフェ、和雑貨の店など幅広いジャンルがそろい、季節ごとにイベントも開催されます。
商店街でぜひ立ち寄りたいお店が、安政元年創業の「中村藤吉本店」です。古い製茶工場を改装した趣のある店内では、抹茶スイーツや竹筒入りの「生茶ゼリイ」が人気です。お茶の香りに包まれながら、試飲や茶席体験を通して宇治茶の奥深さに触れられます。
もう一軒のおすすめは、伝統工芸の魅力が詰まった「昇苑くみひも 宇治本店」です。明治期の町家をリノベーションした空間に、カラフルな組紐雑貨や和小物が並びます。手組体験(要予約)では、好きな色の糸を選んで自分だけの小物を作れるため、旅の思い出にもぴったりです。
中村藤吉本店と昇苑くみひも 宇治本店はいずれも宇治市の旅先納税加盟店です(中村藤吉本店は物販店のみ)。ふるさと納税の返礼品として、寄付額の30%相当の電子ギフト「宇治市おでかけ商品券」をお支払時にご利用いただけます。会計時に二次元コードを読み取り、お支払いが可能です。
| 住所 | 京都府宇治市宇治宇文字 |
|---|---|
| アクセス方法 | JR奈良線「宇治」駅下車、徒歩すぐ |
| 公式ホームページ | https://www.ujibashi.jp/ |
| 電話番号 | 店舗によって異なる |
| 営業時間 | 店舗によって異なる |
| 定休日 | 店舗によって異なる |
1日かけて楽しむ宇治観光モデルコース
自然と文化が息づく宇治を、1日かけてじっくり巡るモデルコースです。基本の半日プランに加え、より幅広く宇治の魅力を体験できるスポットをプラスしました。回り方は半日プランと同様のルートを基にしており、ここでは新たに加えたスポットを中心に解説します。
| 1日プラン 宇治駅 → 宇治市源氏物語ミュージアム → 宇治上神社 → 大吉山展望台 → お茶と宇治のまち交流館 茶づな → 平等院表参道→ 平等院・鳳凰堂 → 宇治川遊覧船 → 宇治公園 → 宇治橋通商店街 |
|---|
大吉山展望台

宇治を1日かけて巡るなら、宇治上神社からほど近い「大吉山展望台」にも足を延ばしてみましょう。標高131メートルの仏徳山の中腹にあり、登り口からおよそ20分で展望台にたどり着きます。
道中は東海自然歩道の一部となっており、道幅も比較的広く、緩やかな坂道が続くため初心者でも安心して歩けます。春は桜、初夏にはヤマブキ、秋は紅葉が山肌を彩り、季節ごとに違った表情を見せてくれる点が魅力です。
展望台からは、宇治川や中の島、そして平等院鳳凰堂をはじめとする宇治の街並みが眼下に広がり、天気の良い日には遠くの山々まで見渡せる開放的な眺望が楽しめます。ベンチも設けられており、静かな風とともにゆっくりと休憩するのにぴったりです。近くには与謝野晶子の生誕百年を記念して建立された歌碑もあり、文学と自然が調和した穏やかな空間です。
| 住所 | 京都府宇治市宇治紅斉 |
|---|---|
| アクセス方法 | JR奈良線「宇治駅」下車、徒歩20分 京阪電鉄宇治線「京阪宇治駅」下車、徒歩約15分 |
| 電話番号 | 0774-23-3353(宇治市観光協会) |
| 営業時間 | 随時入場可(入場料無料) |
| 定休日 | なし |
お茶と宇治のまち交流館 茶づな
大吉山展望台で宇治の街を一望した後は、「お茶と宇治のまち交流館 茶づな」へ向かいましょう。徒歩20分ほどで到着する「お茶と宇治のまち交流館 茶づな」は、宇治茶の歴史や製法を展示や映像で紹介しています。
「茶づな」という名は、市内の高校生が考案したもので、「お茶を通じて人と歴史をつなぐ」という願いが込められています。茶摘み体験や抹茶づくりなど、実際にお茶文化に触れられる体験プログラムが充実している点が魅力です。周囲には庭園や広場もあり、四季の風景を楽しみながらのんびり散策できます。
館内を巡っておなかが空いたら、併設のレストラン「とにまる茶づな本店」でランチやスイーツを楽しめます。京あめを使ったメニューが人気で、特に「わたあめバウム」は、抹茶ソースをかけると綿あめが溶けて中からスイーツが現れる遊び心あふれる一品です。開放感あるテラス席で、宇治ならではの味をゆったり堪能してみてください。
お茶と宇治のまち交流館 茶づなは宇治市の旅先納税加盟店です。ふるさと納税の返礼品として、寄付額の30%相当の電子ギフト「宇治市おでかけ商品券」をお支払時にご利用いただけます。会計時に二次元コードを読み取り、お支払いが可能です。
| 住所 | 京都府宇治市莵道丸山203-1 |
|---|---|
| アクセス方法 | 京阪宇治線「宇治」駅下車、徒歩4分 JR奈良線「宇治」駅下車、徒歩12分 |
| 公式ホームページ | https://uji-chazuna.kyoto/ |
| 電話番号 | 0774-24-2700 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(ミュージアムの最終入場時間は16時30分) |
| 定休日 | なし |
| 料金 | ミュージアム入場料金(個人のお客様) 一般:600円 小人(小・中学生):300円 幼児(0~6歳):無料 |
宇治川観光通船

宇治の自然と歴史をより深く感じたい方には、「宇治川観光通船」での遊覧がおすすめです。
川沿いの桜が咲き誇る春、新緑がきらめく夏、そして紅葉が川面を染める秋と、季節ごとに異なる表情を見せる宇治川を進む船上では、日常を忘れるような静かな時間が流れます。家族連れや友人同士、カップルなど、どんな旅のスタイルにもぴったりの癒やし体験です。
夏の夜には、宇治の名物「鵜飼(うかい)」も開催されます。篝火に照らされた川面を鵜舟が進み、鵜匠が見事な手さばきで鵜を操る光景は幻想的です。現在の宇治では4名の鵜匠が活躍しており、そのうち3名が女性という珍しい形で伝統を受け継いでいます。平安時代に貴族たちが眺めた景色を思わせる幽玄な情景を、ぜひ船の上から体感してみてください。
| 住所 | 京都府宇治市宇治塔川13 |
|---|---|
| アクセス方法 | 京阪「宇治駅」から徒歩約10分 JR「宇治駅」から徒歩約15分 |
| 公式ホームページ | https://kisenchaya.com/sightseeing/ |
| 電話番号 | 0774-22-1123 |
| 営業時間 | 夏期(3月2週目の土曜日~12月2週目の日曜日) ・団体(食事):予約状況に準ずる ・売店:10:00~22:00 ・レストラン&カフェ:11:00~22:00 冬期(12月3週目の月曜日~翌年3月2週目の金曜日) ・団体(食事):予約状況に準ずる ・売店:10:00~21:00( ただし団体予約状況に準ずる) ・レストラン&カフェ:11:00~21:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 料金 | 1,200円~ |
宇治公園

宇治川の遊覧を楽しんだ後は、川の中ほどに浮かぶ「宇治公園」へ足を延ばしてみましょう。
宇治公園は、塔の島と橘島と呼ばれる中州、そして対岸の「よりみち公園」からなり、複数の橋でつながっています。春になると桜が咲き誇り、「宇治川桜まつり」で多くの人が訪れます。秋には「観月茶会」や「茶まつり」が開かれ、季節の移ろいを感じながら宇治の文化に触れられる点が魅力です。
塔の島にそびえる十三重石塔は、鎌倉時代に僧・叡尊が建立したと伝わるもので、高さ約15メートルと日本でも最大級です。重要文化財にも指定されており、長い年月を経てなお静かに宇治の歴史を物語っています。
のんびりと景色を楽しんだら「宇治橋通商店街」へ向かい、地元の味を楽しんで旅を締めくくりましょう。
| 住所 | 京都府宇治市宇治塔川 |
|---|---|
| アクセス方法 | 京阪宇治線「宇治」駅下車、徒歩10分 JR奈良線「宇治」駅下車、徒歩10分 |
| 公式ホームページ | https://www.pref.kyoto.jp/koen-annai/uji.html |
| 電話番号 | 0774-23-3334(宇治市観光センター) |



