札幌の穴場の観光地24選!知らないだけで行ったら楽しい場所を紹介

2025年11月01日
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札幌といえば大通公園や時計台など有名スポットが注目されがちですが、実は地元の人々に親しまれる穴場スポットも数多く存在します。

自然豊かな公園や個性あふれる美術館、歴史を感じる神社や温泉、さらにはグルメや食文化を体験できる施設まで、多彩な魅力がそろっています。

観光ガイドには載りにくい場所だからこそ、混雑を避けてゆったりと過ごせるのも魅力の一つです。

本記事では、札幌旅行をより深く楽しみたい方におすすめの穴場観光地をジャンル別に厳選して紹介します。

※本記事の内容は2025年9月30日時点の情報に基づいています。現在の最新情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

旅先納税でかしこく旅をしよう

旅先納税とは

旅先納税はふるさと納税の制度を活用し、旅行や出張で訪れる予定または滞在中の地域に寄付を行い、返礼品として1円単位で使える電子ギフトを受け取れる新しい仕組みです。

寄付をスマートフォンから観光中でも行える上、受け取った電子ギフトをその場ですぐに利用できる点が大きな魅力です。返礼品の電子ギフトは地域内の飲食店や宿泊施設などで使えるため、旅にかかる実質の費用を抑えながら、旅をより満喫できます。

2025年9月時点で、全国91の自治体が旅先納税を導入しており、現在も増加中です。地域経済への貢献と併せて、より充実した旅の体験ができる新たなスタイルとして注目を集めています。

さっぽろ圏(札幌市、小樽市、岩見沢市、江別市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町、長沼町)では、返礼品として「さっぽろ圏e旅ギフト」を導入しており、飲食店や宿泊施設、観光体験などの加盟店全店で利用可能です。

ふるさと納税とは

ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付することで、所得税や住民税の控除が受けられる国の制度です。加えて、寄付をした際に、地域の特産品や体験サービスなどの返礼品を受け取れます。

自己負担額は2,000円のみで、それを超える寄付分は年収や家族構成に応じて控除の対象になります。ただし、控除の上限を超えた分は全額自己負担となるため、事前にシミュレーションで確認しておくことが重要です。

条件を満たして活用すれば、自分が選んだ地域を応援しながら、実質2,000円で地域の魅力あふれる返礼品を受け取れる制度です。

自然・動植物

札幌観光で自然や動植物を楽しめるおすすめの穴場スポットは、次のとおりです。

  • ※AOAO SAPPORO
  • 北海道大学植物園
  • 旭山記念公園・幌見峠ラベンダー園

それぞれのおすすめポイントを紹介します。

AOAO SAPPORO

AOAO SAPPOROは、狸小路商店街に面した商業施設「moyuk SAPPORO」内にある都市型水族館です。大通やすすきのから徒歩5分とアクセス抜群で、雨や雪の日でも安心して楽しめるスポットです。

館内は4〜6階の3フロアに広がり、キタイワトビペンギンや世界最小のフェアリーペンギン、幻想的なクラゲやチンアナゴなど多彩な生き物を間近に観察できます。さらに道内最大級のスクリーンでは、知床の海をテーマにした迫力のデジタルアートも体験可能です。

全フロアで飲食が可能で、館内にはクロワッサンやコーヒー、お酒を楽しめる「シロクマベーカリー&」を併設しています。夕方以降は「シメパフェ」も提供され、22時まで営業しているため、夜の観光にもぴったりです。

昼は子ども連れのファミリーに、夜は幻想的な雰囲気を楽しみたいカップルや一人旅にと幅広いシーンで利用できる穴場観光スポットです。

「AOAO SAPPORO」は、さっぽろ圏の旅先納税加盟店です。ふるさと納税の返礼品として、寄付額の30%相当の電子ギフト「さっぽろ圏e旅ギフト」をお支払い時にご利用いただけます。会計時にレジ付近に設置された二次元コードを電子ギフト画面から読み取り、金額を入力するだけで簡単にお支払いが可能です。

住所 北海道札幌市中央区南2条西3丁目20moyukSAPPORO4F
アクセス方法 徒歩:地下鉄大通駅から約3分
徒歩:市電狸小路停留場から約1分
公式ホームページ https://aoao-sapporo.blue/
電話番号 011-212-1316
※電話受付時間:10:00〜17:00
営業時間 10:00〜22:00(最終入場は21:00)
※季節によって変更する場合あり
定休日 なし ※臨時休業あり
料金 大 人(高校生以上)
料金A:2,200円
料金B:2,000円
子ども(小中学生)
料金A:1,100円
料金B:1,000円
幼 児(3歳以上)
料金A・B:200円
※入館料金は時期により異なる
駐車場 近隣のコインパーキング
e旅ギフト決済手段 QRコード決済
差額決済方法 全て対応可能

北海道大学植物園

北海道大学植物園は、1886(明治19)年に開園した国内で2番目に古い近代的植物園です。

札幌駅から徒歩約10分という市街地にありながら、13.3haもの広大な敷地に約4,000種類の植物が栽培され、春の新緑や秋の紅葉など四季折々の自然を楽しめます。園内にはハルニレの巨木や高山植物が生い茂り、開拓以前の札幌の森の姿を残している点も特徴です。

併設の博物館には、絶滅したエゾオオカミのはく製をはじめ、開拓や先住民族の文化に関する貴重な資料を展示しています。

都市の中心にありながら静けさに包まれる空間は、まさに「緑のオアシス」で、落ち着いた時間を過ごしたい方にぴったりの穴場スポットです。

住所 北海道札幌市中央区北3条西8丁目
アクセス方法 JR札幌駅南口から徒歩約15分
車:札樽道札幌北IC(北区)から約25分
公式ホームページ https://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/
電話番号 011-221-0066
営業時間 夏期(4月29日~11月3日)
4月29日~9月30日:9:00~16:30
10月1日~11月3日:9:00~16:00
※入園は終了の30分前まで
定休日 冬期(11月4日~4月28日)は全館閉園
料金 16才(高校生)以上 :420円(350円)
7~15才(小中学生):300円(240円)
6才以下(未就学児) : 無料
※()内は30人以上の団体の料金
※回数券あり
駐車場 近隣のコインパーキング

旭山記念公園・幌見峠ラベンダー園

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旭山記念公園は、1970年に札幌市創建100周年を記念して開園した展望公園です。

標高137.5mの高台にある展望台からは、石狩平野や日本海、札幌市街を一望できます。日中は散策路やつり橋、遊具広場で自然やレジャーを満喫でき、夜になるとライトアップされた噴水越しに広がる札幌中心部の夜景が幻想的に輝き、カップルに人気のロマンチックスポットに変わります。市内中心部から車で15分程とアクセスも良好で、気軽に非日常の景色を楽しめる点が魅力です。

また、夏に訪れるなら近くの幌見峠ラベンダー園も見逃せません。斜面一面を紫に染めるラベンダー畑からは札幌の街並みが一望でき、刈り取り体験(有料)や手作りのエッセンシャルオイルの購入も可能です。

住所 札幌市中央区界川4丁目
アクセス方法 地下鉄東西線「円山公園駅」から、JR北海道バス旭山公園線(円13、循環円13)で約15分、「旭山公園前」下車、徒歩約4分(レストハウスまで)
公式ホームページ https://www.sapporo-park.or.jp/asahiyama/
電話番号 011-200-0311
営業時間 24時間開放
料金 無料
駐車場 あり

百合が原公園

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百合が原公園は、札幌市北区にある総合公園で、25.4haの広大な敷地に約6,400種類もの植物が育つフラワーパークです。

昭和58年の開園以来、市民や観光客に親しまれてきました。シンボルとなる「世界の百合広場」では、世界中から集められた約100種類のユリが咲き誇り、見ごたえ十分です。他にもチューリップやライラック、バラなど四季折々の花々を楽しめます。

園内には、札幌の姉妹都市と日本造園家が協力して作り上げた「世界の庭園」や、本州では栽培が難しい高山植物を集めた「ロックガーデン」など、多彩なテーマエリアが点在しています。ゆったり園内を巡る「リリートレイン」に乗れば、四季の花々を眺めながら散策気分を満喫できます。花と緑に囲まれた癒しの時間を過ごせる、札幌の穴場観光スポットです。

住所 北海道札幌市北区百合が原公園210番地
アクセス方法 JR学園都市線「百合が原」駅から徒歩7分 地下鉄南北線「麻生」駅から中央バス麻25、「百合が原公園前」下車後、徒歩2分
地下鉄東豊線「栄町」駅から中央バス麻25、「百合が原公園前」下車後、徒歩2分。または中央バス栄20・栄23、「百合が原公園東口」下車後、徒歩5分
公式ホームページ https://yuri-park.jp/
電話番号 011-772-4722
営業時間 百合が原緑のセンター温室
開館期間:通年OPEN
開館時間:8:45~17:15
世界の庭園
開園期間:4月下旬~11月上旬
開園時間:8:45~17:15(入園は16:45まで)
リリートレイン
運行期間:4月下旬~10月下旬
運行時間:10:00~15:40(20~30分間隔/平日は15:30まで)
運行日:4~9月:毎日運行、10月:土曜・日曜・祝日のみ運行
定休日 公園:定休日なし・閉園なし
百合が原緑のセンター温室:月曜日(月曜日が祝日の場合は次の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
世界の庭園:期間中無休
料金 公園:無料 
緑のセンター温室・世界の庭園:大人(高校生以上)150円
※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明できるもの提示で無料
リリートレイン:一般1回400円(小中高学生、65歳以上は1回200円) 
※障がいのある方は証明できるもの提示で無料
駐車場 あり

国営滝野すずらん丘陵公園

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国営滝野すずらん丘陵公園は、札幌市南区に広がる約400haの国営公園です。

園内には「日本の滝100選」にも選ばれた高さ26mの「アシリベツの滝」をはじめ、鱒見(ますみ)の滝や白帆の滝、不老の滝と個性豊かな四つの滝が点在し、散策路を歩きながら滝めぐりを楽しめます。雄大な水しぶきやせせらぎの音に包まれ、北海道らしい清涼感を味わえる点が魅力です。

公園の中心部には、季節ごとにラベンダーやスズラン、コスモスが咲き誇る花のガーデンや子どもが夢中になる巨大遊具、キャンプ場やバーベキューエリアも整備しています。夏は川遊びや釣り、秋は紅葉散策、冬は「滝野スノーワールド」でスキーや雪遊びを満喫でき、1年を通じて自然を楽しめるレジャースポットです。

都会から少し足を延ばすだけで、迫力ある滝と四季折々の花々に出会える札幌の穴場観光スポットです。

住所 北海道札幌市南区滝野247
アクセス方法 バス:地下鉄真駒内駅から約35分「滝野すずらん公園東口」下車、徒歩3分
車:道央道札幌南ICから約40分
公式ホームページ https://www.takinopark.com/
電話番号 011-592-3333(滝野公園案内所)
開催期間 12/23~3/31
※12/22が日曜日の場合は12/22から営業
営業時間 9:00~17:00(季節変動あり)
定休日 開催期間中なし
料金 通常料金
大人(15歳以上):450円
シルバー(65歳以上):210円
※小人(15歳未満)は入園料無料
※冬季(12月23日〜3月31日)は入園料無料
※2日間通し券や年間パスポートあり
駐車場 あり

グルメ・食文化体験

札幌観光でおすすめのグルメ・食文化体験を楽しめる穴場スポットは、次のとおりです。

  • 狸COMICHI
  • サッポロさとらんど
  • 北菓楼 札幌本館
  • サッポロビール博物館
  • 千歳鶴酒ミュージアム
  • BREWERY1876

それぞれのおすすめのポイントを紹介します。

狸COMICHI

狸COMICHIは、札幌中心部にある北海道最古級の商店街・狸小路の2丁目に誕生した食の交流拠点です。

館内には、北海道各地から集まった人気飲食店が軒を連ね、それぞれの地域の食や観光の魅力を発信しています。ジンギスカンや海鮮、ラーメンなど、札幌にいながら道内各地の味を楽しめる点が魅力です。

施設内では、昔の狸小路を映像で紹介する演出もあり、商店街の歴史を感じながら「食べ歩き×文化体験」ができる点も特徴です。小径のように並んだ店舗は気軽に立ち寄りやすく、一人でも仲間や家族とでも楽しめる穴場スポットです。

住所 札幌市中央区南2条西2丁目5
アクセス方法 札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」下車、徒歩6分
札幌市営地下鉄南北線「すすきの」下車、徒歩6分
札幌市電「狸小路」下車、徒歩4 分
公式ホームページ https://tanukicomichi.com/
電話番号 店舗によって異なる
営業時間 飲食:11:00~23:00
物販:11:00~20:00
定休日 店舗によって異なる
駐車場 近隣のコインパーキング

さとらんど

sapporo_satoland
さとらんどは、札幌中心部から車や地下鉄で約30分、東区丘珠に広がる約57haの農業体験交流施設です。

入園無料で利用でき、北海道の自然や農業を気軽に体験できる札幌の穴場スポットとして人気があります。園内では、季節ごとにアスパラガス・ブルーベリー・トウモロコシ・サツマイモなどを自分の手で収穫できる体験が大人気です。バター作りやソーセージ作り、秋にはそば打ちなどの体験教室も充実しており、家族連れや観光客におすすめです。さらに、ふれあい牧場ではヤギや羊、馬との触れ合い、馬車やSLバスでの園内散策も可能で、子どもから大人まで楽しめます。

また、炊事広場では収穫した野菜や市場で買った食材を持ち込み、バーベキューやジンギスカンを楽しめる点も魅力です。春から秋にかけては花畑が彩りを添え、冬はチューブ滑りなど雪遊びが楽しめる「雪あそび広場」に姿を変え、四季を通して多彩な過ごし方ができます。観光の合間に立ち寄れば、思い出に残る特別な時間が過ごせるでしょう。

住所 北海道札幌市東区丘珠町584-2
アクセス方法 バス:札幌市営地下鉄北34条駅から中央バス中沼小学校通行きで約20分、「丘珠高校前」下車徒歩約10分
車:札樽道伏古ICから国道274号経由3km 約5分
公式ホームページ https://www.satoland.com/
電話番号 011-787-0223
営業時間 4月29日~9月30日:9:00~18:00
10月1日~4月28日:9:00~17:00
定休日 夏期:4月29日~11月3日/無休
冬期:11月4日~4月28日/月曜休園(祝日の場合はその翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
※冬期は、さとらんどセンター以外の建物は閉鎖しています。
料金 入場無料、各種体験等は有料
駐車場 あり

北菓楼 札幌本館

北菓楼 札幌本館は、大正15年に北海道庁立図書館として建てられた歴史的建物を改装し、2016年にオープンしました。

設計を手がけたのは世界的建築家・安藤忠雄氏で、レンガ壁や旧玄関ホールなど当時の姿を残しつつ、モダンな空間へと生まれ変わっています。1階には北菓楼の和洋菓子がそろい、札幌本館限定商品も楽しめます。旧玄関ホールは記念撮影スポットとして人気で、札幌出身の画家・三岸好太郎の作品を展示する「ミギシ・サテライト」も併設しています。2階の吹き抜けカフェには約6,000冊の本が並び、ランチやスイーツを味わいながら自由に読書を楽しめます。

建物の歴史を紹介するメモリアルルームもあり、文化と味覚を同時に満喫できる札幌の穴場スポットです。

住所 北海道札幌市中央区北1条西5丁目1-2
アクセス方法 地下鉄「大通駅」・「さっぽろ駅」下車後、地下歩道2番出口からすぐ
公式ホームページ https://www.kitakaro.com/ext/tenpo/sapporohonkan.html
電話番号 0800-500-0318
営業時間 10:00〜18:00
2Fカフェ:11:00〜16:00(L.O. お食事14:00、デザート・ドリンク15:30)
定休日 元日
2Fカフェ:毎週火曜日
駐車場 近隣のコインパーキング

サッポロビール博物館

sapporobeer garden
サッポロビール博物館は、明治時代に建てられた赤レンガの「開拓使館」を活用した北海道遺産です。

日本唯一のビール専門博物館で、サッポロビールの歴史や開拓の歩みを紹介しています。自由見学のほか、ガイド付きプレミアムツアー(有料)では6K映像や貴重な展示を解説付きで楽しめ、最後にサッポロビール博物館でしか味わえない「復刻札幌製麦酒」を試飲できます。

敷地内の「サッポロビール園」ではジンギスカンと限定ビール「サッポロファイブスター」が人気です。レトロ建築を生かしたリノベ施設やカフェが並ぶ創成川イーストエリアにあり、。近隣には「二条市場」など観光スポットもあります。スイートエリア散策と合わせて訪れると良いでしょう。

「サッポロビール園」は、さっぽろ圏の旅先納税加盟店です。ふるさと納税の返礼品として、寄付額の30%相当の電子ギフト「さっぽろ圏e旅ギフト」をお支払い時にご利用いただけます。会計時にレジ付近に設置された二次元コードを電子ギフト画面から読み取り、金額を入力するだけで簡単にお支払いが可能です。

住所 北海道札幌市東区北7条東9丁目2-10
アクセス方法 徒歩:JR苗穂駅北口から約8分
徒歩:地下鉄東区役所前駅から約10分
バス:サッポロビール園・アリオ線[188]札幌駅北口2番乗場から約15分
バス:ファクトリー線[循環88]札幌駅前(東急百貨店南口)3番乗場から約13分
公式ホームページ https://sapporo-bier-garten.jp/
電話番号 0570-098-346(電話予約受付時間10:00-21:00)
営業時間 11:30-21:00
定休日 12/31
駐車場 あり
e旅ギフト決済手段 電子スタンプ
差額決済方法 クレジットカード・電子決済可

千歳鶴酒ミュージアム

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千歳鶴 酒ミュージアムは、1872年創業の札幌唯一の蔵元・千歳鶴が運営する直営売店です。

館内では、札幌で初めての酒造りに挑んだ歴史や、北海道の酒造業の歩みを学びながら、日本酒の奥深い魅力に触れられます。蔵元でしか購入できない限定酒やその場で瓶詰めされる新鮮な生酒が並び、愛好家には見逃せない品ぞろえです。また、日本酒や酒器を扱うショッピングコーナーや吟醸酒・純米酒などを味わえる試飲コーナーもあり、豊かな酒文化を体感できます。

休み処では、大吟醸酒の酒粕を使ったノンアルコールの「酒粕ソフトクリーム」が人気で、お酒が苦手な方でも楽しめると評判です。150年を超える伝統と味わいを同時に満喫できる、札幌ならではの穴場スポットです。

住所 北海道札幌市中央区南3条東5丁目2
アクセス方法 徒歩:地下鉄東西線バスセンター前駅下車、約5分
公式ホームページ http://www.nipponseishu.co.jp/
電話番号 011-221-7570
営業時間 10:00~18:00
定休日 年末年始
料金 無料
駐車場 近隣のコインパーキング

BREWERY1876

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BREWERY1876は、1876年(明治9年)に設置された「開拓使麦酒醸造所」を起源とするブルワリーパブです。

日本で初めて本格的な国産ビールが生まれた地であり、当時の味わいを現代風にアレンジしながら、今も豊平川の伏流水を使った醸造が続けられています。併設のパブでは、できたての生ビールを直送で味わえる点が最大の魅力です。さらに、正面には無料で見学できる資料館があり、国産ビール誕生の歴史や実際に使用されている仕込窯や濾過槽を間近に見られます。

約150年の歴史を受け継ぎながら、日本初のビールの物語を今に伝えるスポットで、札幌観光の合間に立ち寄れば、ここでしか体験できない一杯と物語に出会えるでしょう。

住所 北海道札幌市中央区北2条東4 サッポロファクトリーレンガ館 1F
アクセス方法 徒歩:地下鉄バスセンター前駅から約3分
車:札樽道札幌北ICから約15分
公式ホームページ https://brewery1876.com/
電話番号 050-5448-6290
営業時間 4~10月:12:00~20:00
11~3月:11:00〜18:00
定休日 12月31日、1月1日
料金 見学無料
駐車場 あり

複合施設

札幌観光でおすすめの穴場複合施設は、次のとおりです。

  • サッポロファクトリー
  • COCONO SUSUKINO
  • moyuk SAPPORO
  • ノルベサ

それぞれおすすめのポイントを紹介します。

サッポロファクトリー

sapporo factory
サッポロファクトリーは、1876年(明治9年)に建設された日本初の国産ビール工場「開拓使麦酒醸造所」の跡地につくられた大型複合商業施設です。

館内は7棟からなり、約160ものショップやレストラン、映画館、ホテルなどがそろい、買い物からグルメ、エンターテインメントまで幅広く楽しめます。工場時代の赤レンガ建築を生かした外観や吹き抜けの大アトリウムは見どころの一つです。1月から12月下旬には広尾町から運ばれる巨大クリスマスツリーが飾られ、音楽とともに点灯するイルミネーションが楽しめます。

施設内の「煙突広場」には、実際の仕込釜やろ過槽を展示する「札幌開拓使麦酒醸造所・見学館」や、当時の味を再現した造りたてビールを味わえるブルワリーもあり、歴史とともに乾杯を楽しめる穴場スポットです。

住所 北海道札幌市中央区北2条東4丁目
アクセス方法 徒歩:地下鉄バスセンター前駅から約3分
車:札樽道札幌北ICから約15分
公式ホームページ https://sapporofactory.jp/
電話番号 011-207-5000
営業時間 ショッピング:10:00~20:00
レストラン:11:00~22:00
※店舗によって一部異なる
定休日 不定休
駐車場 あり

COCONO SUSUKINO

cocono susukino
COCONO SUSUKINO は、かつて「ススキノラフィラ」があったすすきの交差点の一等地に誕生した大型複合施設です。

施設には食品スーパーやドラッグストア、シネマコンプレックス、ホテルなどが入り、観光客だけでなく地元の人々にとっても利便性の高い拠点です。コンセプトは「札幌の街にあそびばを〜昼も眠らない街ススキノへ〜」で、これまで夜のイメージが強かったすすきのに、昼のにぎわいをもたらすことを目指しています。

訪れる人々が「遊び」をテーマに心躍る体験からリラックスできる時間まで、多彩に過ごせる空間を提供する計画です。すすきのを起点に、札幌中心部のまちづくりにも貢献する新たなランドマークとして知っておきたい穴場スポットです。

住所 北海道札幌市中央区南4条⻄4丁目1番1
アクセス方法 電車:札幌市営地下鉄南北線「すすきの」駅出口5より直結
電車:札幌市電「すすきの」駅徒歩1分
公式ホームページ https://cocono-susukino.jp/
電話番号 011-596-0097
営業時間 B2F:10:00~21:00
ショップ・カフェ(B1F~2F):10:00~21:00 フードホール(3F):11:00~23:00
レストラン(4F):11:00~24:00
シネマ(5F):9:00~25:00(上映作品により変更あり)
定休日 元日
駐車場 あり

moyuk SAPPORO

moyuk sapporo
moyuk SAPPORO(モユク サッポロ) は、2023年に札幌・大通エリアにオープンした都市型複合施設です。

「都市と自然の共生」をテーマにしています。館内にはショッピングモール、レストラン、オフィスのほか、注目を集める都市型水族館 AOAO SAPPORO が入っており、子どもから大人まで楽しめるスポットです。幻想的なクラゲ展示や北海道の自然環境を再現したエリアが人気で、夜20時まで営業しているため、ナイトアクアリウムとしても楽しめます。

さらに、館内には北海道産食材を使ったレストランやカフェ、トレンドを取り入れたショップもそろい、観光やショッピングの拠点にぴったりの穴場スポットです。moyuk SAPPOROは、街の中心で自然とのふれあい、買い物や食事、学びを一度に体験できる新しい札幌のランドマークです。

住所 北海道札幌市中央区南2条西3丁目20
アクセス方法 徒歩:地下鉄大通駅から約3分
徒歩:市電狸小路停留場から約1分
公式ホームページ https://moyuk.jp/
電話番号 011-213-0037(受付時間10:00〜22:00)
営業時間 10:00~22:00
※店舗によって異なる
定休日 なし
※臨時休業あり
駐車場 近隣のコインパーキング

ノルベサ

sappro norubesa
ノルベサ(NORUBESA) は、札幌・すすきのエリアにある複合商業施設で、ファッションやアミューズメント、飲食店など約30店舗が入っています。

館内には、カラオケやイルミネーションボウリング、最新ダーツやゴルフシミュレーションといったアミューズメント施設が充実しています。1階にはキャラクターグッズやアパレルショップ、2〜3階にはコレクターズアイテムやフィギュアの専門店など、趣味を楽しめる店舗もそろっています。

また、最大の特徴は、北海道で唯一の屋上観覧車 「ノリア」です。直径45.5メートル、高さ約78メートルから札幌の街並みを一望でき、夜にはススキノのきらめく夜景やイルミネーションを楽しめます。1周約10分、バリアフリー仕様で車いすのまま乗車でき、冬にはヒーター完備で快適です。昼夜問わず「動く札幌の風景」を体験できる、ちょっとディープでユニークな穴場スポットです。

住所 札幌市中央区南3条西5丁目1-1
アクセス方法 電車:「すすきの駅」より徒歩約2分
電車:「豊水すすきの駅」より徒歩約4分
電車:「大通駅」より徒歩約7分
公式ホームページ https://www.norbesa.jp/
電話番号 0120-546-381
営業時間 店舗によって異なる
定休日 なし
駐車場 あり

歴史・文化・芸術

札幌観光で歴史・文化・芸術を楽しめる穴場スポットは、次のとおりです。

  • 札幌芸術の森
  • 北海道開拓の村
  • 北海道博物館

それぞれおすすめのポイントを紹介します。

札幌芸術の森

sapporo art park
札幌芸術の森は、総面積40haの広大な敷地を誇る総合芸術施設です。

園内には札幌芸術の森美術館や木工・ガラス工房、クラフト体験ができる施設が点在し、彫刻庭園には国内外の作家による多彩な作品が展示されています。訪れる人は彫刻を間近に鑑賞したり、触れたり、一緒に写真を撮ることも可能です。また、丘陵地帯を生かした野外美術館や札幌ゆかりの文豪・有島武郎旧邸、さらに音楽イベントが行われる野外ステージもあり、芸術と自然が一体となった空間を満喫できます。

冬にはスノーシューをレンタルして、雪に包まれた園内を散策できるのも魅力で、四季を通じて芸術と自然を楽しめる札幌の穴場的観光スポットです。

住所 北海道札幌市南区芸術の森2-75
アクセス方法 札幌市営地下鉄真駒内駅から北海道中央バス空沼線、滝野線で約15分、「芸術の森入口」または「芸術の森センター」下車徒歩すぐ 車:道央道北広島ICから国道36号、道道341号、国道453号経由21km 約40分
公式ホームページ https://artpark.or.jp/
電話番号 011-592-5111
営業時間 9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
定休日 11月4日~4月28日は月曜日、祝日の場合は翌日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
野外美術館は11月4日~4月28日は休館
料金 入園無料
※野外美術館入館は有料
駐車場 あり

北海道開拓の村

the historical village of hokkaido
北海道開拓の村は、野幌森林公園の豊かな自然に囲まれた野外博物館です。

明治から昭和初期にかけて北海道各地で建てられた建物を移築復元・再現しています。1983年、北海道開基百年を記念して開設され、広さ54.2haの敷地に市街地・漁村・農村・山村の4エリアが整備されました。村内には52棟もの歴史的建造物が建ち並び、外観だけでなく内部の暮らしぶりまで再現されているため、散策するだけで当時の北海道にタイムスリップしたかのような体験ができます。夏は馬車鉄道、冬は馬そりに乗って移動するのも醍醐味(だいごみ)です。体験学習棟では「伝統遊具づくり」や季節ごとの行事が行われ、子どもも楽しめます。

散策の合間には「開拓の村食堂」で、いももちや屯田兵定食を味わい、昔の雰囲気を感じながら休憩するのもおすすめです。

住所 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
アクセス方法 バス:地下鉄新さっぽろ駅から約15分「開拓の村」下車、徒歩すぐ
車:道央道札幌南ICから約20分
公式ホームページ https://www.kaitaku.or.jp/
電話番号 011-898-2692
営業時間 5~9月:9:00~17:00
10~4月:9:00~16:30
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日
※さっぽろ雪まつり期間の月曜日は開館
料金 一般・大学生・高校生:1,000円(800円)
※()内は道民割、10以上の団体の料金
※年間パスポート(1,800円)あり
駐車場 あり

北海道博物館

hokkaido museum
北海道博物館は、野幌森林公園に囲まれた自然豊かな場所に建つ総合博物館で、愛称は「森のちゃれんが」です。
北海道の自然・歴史・文化を「北東アジアのなかの北海道」「自然と人とのかかわり」を軸に五つのテーマで紹介しています。マンモスやナウマンゾウの模型、アイヌ民族の暮らしを伝える道具や動植物の標本など見ごたえある展示が充実している点が魅力です。また、子どもに人気の「はっけん広場」では教材を使って体験的に学べるほか、多言語解説や音声ガイドにも対応しています。

館内にはカフェもあり、展示を楽しんだ後に一息つけるのも魅力です。歴史や文化にじっくり触れられる観光にもおすすめの穴場スポットです。

住所 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
アクセス方法 バス:地下鉄新さっぽろ駅・JR新札幌駅から約15分「北海道博物館」下車
バス:JR森林公園駅から約6分「北海道博物館」下車
徒歩:JR森林公園駅より徒歩約25分
公式ホームページ https://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/
電話番号 011-898-0466
営業時間 5月~9月:9:00~17:00
10月~4月:9:30~16:30
定休日 毎週月曜日(祝日、振替休日の場合は開館)、年末年始、臨時休館あり
料金 総合展示室
一般:800円(600円)
大学生・高校生:300円(200円)
※高校生は土曜日・こどもの日・文化の日は無料
※()内は道民割、10以上の団体の料金
駐車場 あり

神社・信仰スポット

札幌旅行で神社や信仰スポットを楽しみたい方におすすめの穴場スポットは、次のとおりです。

  • 北海道神宮
  • 札幌諏訪神社
  • 西野神社

それぞれのおすすめのポイントを紹介します。

北海道神宮

hokkaido shrine
円山公園に隣接する「北海道神宮」は、札幌観光でぜひ立ち寄りたい穴場スポットです。

1869年、明治天皇の詔により北海道開拓・発展の守護神として「開拓三神」が祭られたことが始まりで、現在は明治天皇を加えた四柱の神を祭っています。北海道の総鎮守として長く人々の信仰を集めてきました。約18万平方メートルにおよぶ境内は緑豊かで、野鳥やエゾリスに出会えることもある自然の宝庫です。春には約1,400本の桜と250本の梅が同時に咲き誇り、札幌屈指の花見スポットとして人気を集めます。また、毎年6月に行われる「北海道神宮例祭(札幌まつり)」ではみこしや山車が街を練り歩き、北海道の夏の始まりを告げます。

四季折々の表情を楽しみながら、北海道の歴史や文化に触れられる、観光にも心の休息にもぴったりの隠れた名所です。

住所 北海道札幌市中央区宮ケ丘474
アクセス方法 徒歩:地下鉄円山公園駅から約15分
車:JR札幌駅から約15分
公式ホームページ http://www.hokkaidojingu.or.jp/
電話番号 011-611-0261
営業時間 夏期:6:00~17:00
冬期:7:00~16:00
祈祷:9:00~16:00
定休日 なし
駐車場 あり

札幌諏訪神社

sapporo suwa shrine
札幌諏訪神社は、札幌の北区に鎮座する由緒ある神社で、地元の人々から「鉄北鎮護の神」として親しまれています。

札幌諏訪神社の魅力は、四季折々の風情を感じられる美しい境内です。特に春から秋にかけて行われる「花手水」は、手水鉢に花を浮かべる幻想的な光景が広がり、写真映えスポットとして人気を集めています。また、御朱印は毎月デザインが変わり、ししゅうや切り絵など季節感あふれる工夫が施されている点が特徴です。集める楽しみがあり、参拝の思い出としても好評です。

北海道神宮や札幌市中心部の神社に比べると観光客が少なく、静かな雰囲気の中で歴史や自然を味わえるのも穴場ポイントです。華やかな装飾と厳かな歴史が融合した札幌諏訪神社は、歴史や文化に触れながら心静かに過ごしたい人におすすめの穴場スポットです。

住所 北海道札幌市東区北12条東1丁目1-10
アクセス方法 車:JR札幌駅北口から約5分
徒歩:地下鉄北13条東駅から約3分
徒歩:地下鉄北12条駅から約8分
公式ホームページ https://www.sapporo-suwajinja.com/
電話番号 011-711-0960
営業時間 参拝は24時間
9:00~17:00(社務所)
定休日 なし
駐車場 あり

西野神社

sapporo nishino shrine
札幌の西区にある西野神社は、明治18年(1885年)、本州から渡ってきた五戸の入植者が産土神を祭った小さな祠(ほこら)に始まります。
地域の守り神として大切にされ、明治32年には各地の祠(ほこら)を合祀(ごうし)して「西野神社」として整えられました。その後も社殿の新築や増改築を重ねながら、創祀140年を迎えた今も地元の人々に親しまれています。

境内は広く整備され、参拝しやすいだけでなく、四季の自然が美しい点も魅力です。記念碑や参集殿などの施設も充実しており、静かな時間を過ごすのにぴったりです。市街地中心から少し足を延ばせば出会える、歴史と信仰が息づく穴場の神社としておすすめできます。

住所 札幌市西区平和1条3丁目
アクセス方法 電車:地下鉄発寒南駅から:[発42]西野平和線、「平和の滝入口」行きに乗車、約15~20分「平和1条3丁目」下車
電車:地下鉄琴似駅、JR琴似駅から:[琴42]西野平和線、「平和の滝入口」行きに乗車、約20~30分「平和1条3丁目」下車
公式ホームページ https://nishinojinja.or.jp/
電話番号 011-661-8880
営業時間 参拝自由
定休日 なし
駐車場 あり

温泉

札幌でおすすめの穴場の温泉は、次のとおりです。

  • 定山渓温泉
  • 朝里川温泉
  • 小金湯温泉

それぞれおすすめのポイントを紹介します。

定山渓温泉

jozankei onsen2
定山渓(じょうざんけい)温泉は札幌中心部から車で約1時間とアクセスしやすく、年間約120万人が訪れる北海道有数の温泉地です。札幌駅やすすきのから直通バス「かっぱライナー号」も運行しており、気軽に足を運べます。泉質は体を芯から温めるナトリウム塩化物泉で、56カ所の源泉から毎分8,600ℓもの豊富な湯量を誇り、開湯は1866年と150年以上の歴史を持ちます。

自然豊かな渓谷美も魅力で、「二見吊橋」や「舞鶴の瀞」、「さっぽろ湖」など四季折々の絶景を楽しめます。中でも「豊平峡温泉」は、定山渓エリアで人気の施設です。100%源泉かけ流しの日本最大級露天風呂を備え、雪見風呂やライトアップされた幻想的な湯浴みが体験できます。本格インドカリーやジンギスカンも名物で、“グルメな温泉”としても有名です。

自然と温泉の両方を満喫できる定山渓温泉は、日常を離れて癒やしを得たい方に最適な札幌近郊の温泉地です。

住所 北海道札幌市南区定山渓608−2
アクセス方法 JR札幌駅のバスターミナルから「じょうてつバス」の「かっぱライナー号」または「豊平峡温泉行」に乗車、80分で終点「豊平峡温泉」で下車
公式ホームページ https://hoheikyo.co.jp/
電話番号 011-598-2410
営業時間 入浴利用時間:10:00~22:30(最終受付 21:45)
定休日 なし
料金 おとな:1,300円
こども:600円
駐車場 あり

朝里川温泉

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朝里川温泉は、小樽市街から車で約20分、さらに札幌からも1時間程で訪れられるアクセス良好な温泉地です。小樽の奥座敷として知られ、山あいを流れる朝里川沿いに広がるこの温泉郷は、自然豊かな環境に包まれた静かな癒やしのスポットです。

泉質は塩化物泉と単純温泉で、きりきずや冷え性、皮膚乾燥症、不眠症、自律神経不安定症などに効果があるとされ、古くから“傷を癒やす湯”として親しまれてきました。四季折々の景色を眺めながら、やさしい湯に身をゆだねれば、心も体もほぐれていくような安らぎを感じられます。

周辺にはスキー場やテニスコート、ゴルフ場といったスポーツ施設も整い、夏はアクティビティ、冬はウィンタースポーツと一年を通じて楽しめます。さらに、トラツグミやエゾリス、ホタルが生息する豊かな自然環境も魅力です。宿泊は温泉宿の他、コテージやペンション、キャンプ場など多彩なスタイルがそろっており、観光客はもちろん地元の人々からも広く愛されています。

札幌からも気軽に足を運べる朝里川温泉で、都会の騒がしさを離れ、静けさと温泉のぬくもりに癒やされるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

住所 北海道小樽市朝里川温泉
アクセス方法 JR小樽駅から北海道中央バス朝里川温泉行きで約24分、「温泉街」・「温泉坂上」などで下車
車:札樽道朝里ICから道道1号経由 約10分
車:新千歳空港から約70分
公式ホームページ https://otaru.gr.jp/
電話番号 0134-32-4111(小樽市観光振興室)

小金湯温泉

koganeyu onsen
小金湯温泉は、札幌市街から定山渓方面へ向かう途中、定山渓温泉街の手前に位置する静かな温泉地です。開湯は1887(明治20)年とされ、熊本からの入植者がかつらの木の下から湧く温泉を発見したことに始まります。その効能を求めて多くの湯治客が訪れ、昭和7年には定山渓鉄道の停留所が設けられるなど発展しました。

現在は「湯元小金湯」と「湯元 小金湯温泉 まつの湯」の2軒の宿があり、いずれも日帰り入浴が可能です。硫黄の香り漂う湯は「傷を癒やす湯」として親しまれています。

象徴となるのは、樹齢700年を誇るかつらの大木「桂不動」です。美泉定山に霊泉の存在を告げたという伝説が残り、昭和47年には北海道の「記念保護樹林」に指定されました。秋は紅葉が美しく、近くには「札幌市アイヌ文化交流センター サッポロピリカコタン」もあり、自然と文化を同時に楽しめる温泉地です。

住所 北海道札幌市南区小金湯
アクセス方法 バス:JR札幌駅から約55分「小金湯温泉」下車
車:新千歳空港から約70分
公式ホームページ https://jozankei.jp/
電話番号 011-598-2012(定山渓観光協会)
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